殺したい程愛してる
どうしてですか?


私は翔から返事なんて貰っていないのに…!


きっきっと…迷惑だ止めてくれと言う内容ですわ。


私は取り乱している心を落ち着かせ、もう一度メールボックスを開けました。


内容は…ーーー


好きだ

早く会いたい

愛してる…


そんな言葉で溢れていました。


「…っあっはははは!」

私は笑いが止まらなくなりました。

勘違いしていたのは…私だったんですね。

愛されていたのは私ではなくこの醜い女だったのですね。


私は…


何度も奴を蹴りながら、涙を流しました。


恋がこんなに悲しいものだなんて…思ってもいませんでした。

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