彼と私の言えない秘密
そういえば私、高校入学してから1度しか連絡してないなぁ


そんなことを考えながら図鑑を棚に戻し、また別の星に関する本を手にした


星って不思議だなぁ〜


本に見入っていて時間が経つのも忘れていた


そろそろ教室に戻んなきゃ


渡り廊下を歩き階段を降りる


その時後ろから声が聞こえた


「愛羅ちゃんだよね?」


私はその声の主を知っている


生徒会長だ!


振り向かずに教室までダッシュ


「キャッ…」


すぐに追い付かれて私は左腕を掴まれた


「騒がない方がいいですよ?」





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