彼と私の言えない秘密
「だ、誰が…」


私はすぐに生徒会長から離れた…つもりだった


「もう…ムリ…」


「ええ?」


生徒会長はパッと離れた私の肩を掴んで引き寄せた


資料室の時の様に、後ろから捕まっている状態の私は身動きが取れない


オマケに座ったままでスカートが捲れそう


暴れるとヤバイ


「今日は抵抗しねえの?」


後ろから顔を近付けてきた生徒会長は、私の耳元でクスッと笑う


「ち、ちがっ…」


「だって大人しいじゃん」


そのまま私の耳元に息を吹きかけてくる


「ひゃぁ…ん…」





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