彼と私の言えない秘密
だから和真の右側はなんとなく違和感がある


「えっと…君…」


和真が流海に話しかけた


「あっ!高野です!高野流海!流海って呼んでください!」


嬉しそうにそう言うのを見るとイライラする


何が流海って呼んでくださいだよ


アドレス交換した時に名前だって言ってんじゃないの?


バッカみたい


「じゃ〜高野さん…場所、愛羅と変わってくれるかな?」


「え?いいですけど…」


流海は私の方へ来た


それと同時に私も和真の左側へと戻る


「俺の左側はやっぱり愛羅じゃなきゃオカシイわ!」




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