彼と私の言えない秘密
和真が私の耳元で小さな声で囁いた


「う、うん…」


流海にバレないように小さく頷く


同じように思ってくれてたんだね


こんなラブラブな私達の空気を破るのはもちろん流海


「東條くん、部活どうですか?」


「ん?楽しいよ?」


和真が流海の方へ顔を向ける


「今度、一緒にテニスしませんか?」


流海が和真を誘ってる


「ごめんね〜テニスは学校以外ではしないことにしてるから」


断られた流海は、ガックリと肩を落としたが、すぐに復活!


余計なことを言い出した


「そうですかぁ〜残念…そういえば部長さん、生徒会長ですよね?愛羅、生徒会長のこと、気になってるみたいですよっ!」





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