彼と私の言えない秘密
ちょっと和真ったら…


私は流海にバレないように和真の腰にグーパンチした


「何か…愛羅みたいですね(笑)」


少し笑顔になった流海は私を見ながらそう言った


「そうかな?でも、コイツ俺ばっかり頼ってくるから、彼女がヤキモチ妬くだろうね(笑)」


上手く誤魔化す和真、尊敬しちゃうよ!


っていうか、アンタ結婚詐欺師とかになれそうだよ?


「愛羅〜東條くん、自由にしてあげなきゃダメだよ?早く彼氏作りなって!」


流海は私に話を振ってきた


「え〜私はまだいい…」


その時、和真は流海にあることを言い出した


それは私のずっと気になっていたこと


「そうだ、高野さん…俺、君にアドレス教えてないよね?」


私はその質問にドキドキしながら流海の答えを待った





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