彼と私の言えない秘密
「正解!俺がお前以外の女に興味示すと思ってハラハラしただろ?」


「別に!」


本当はちょっと気になった


和真が女子の生徒会長に惚れちゃったら…って


「ホラ!乗らねえの?」


和真がチャリを止めて片足で支える


私はその後ろに乗って和真のお腹に手を回した


「和真…アドレスのこと…ごめんね…」


そう言って、キュッと手に力を入れた


「俺を信じろよ…な?」


「うん…」


アドレス疑惑もなくなったし、私が生徒会長より和真がイイってちゃんと言ったし、これで問題なし!


そう思っていたのに…


やっぱり神様はイジワルだ…





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