彼と私の言えない秘密
もちろんズルズルなんてダメだよね?


ぎこちなくチュルチュルと麺をすする


生徒会長はズルズルとラーメンをすすりながら私を見た


「普通に食えば?その方がウメェから」


「ハイ…」


気を使ってくれたのか、少し生徒会長の優しさが見えて嬉しかった


でも、私も一応女の子だし、いきなりズルズルは出来なくて、遠慮がちにすすった


「ごちそうさま」


生徒会長が食べ終わり、私を見る


食べにくいってば…


「お前、真っ赤だぞ!」


「ブッ…」


思わず吹き出してしまう


「ククク…」





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