彼と私の言えない秘密
つい、はしゃいでしまい、ハッと気付いて敬語を使う


「二人の時は敬語はなし!」


「ハイ…あ…ぅん…」


二人でポテトをつまむ


私はいつ、話を切り出そうか、そればかり、気になった


先輩が話しかけてきたのにも気付かない程、頭の中はグチャグチャ


今日の先輩、いつもと違うんだもん


「………なぁ…おい…って!」


「え?あっ!すみません…」


咄嗟に謝る


先輩は急に笑い出した


「お前、謝り過ぎ!(笑)」


「す、すみません…」


「ホラ、また(笑)」


「だって〜先輩が…」


アタフタしてしまう


「名前は?」





< 273 / 536 >

この作品をシェア

pagetop