彼と私の言えない秘密
ソファーに座り、前のテーブルに足を投げ出す


お行儀の悪い人…嫌い…


あ〜確か昔、和真もこんな感じだったような…


って…待って!この展開ヤバくない?


先輩、私のこと、好きじゃないよね?


まさか好きになったから優しいとか?


そんなハズないよね?


私は早く済ませて帰るつもりで話を始めた


「竜一に…お願いがあるから、今日来たの」


「お願い?」


隣に座る先輩が私を見る目が何故かイヤだ


全身を舐めるような視線


「私と和真の邪魔、しないで…」




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