彼と私の言えない秘密
「眼鏡をかけてもかけなくても、竜一は竜一だから!それに、強引過ぎるのは良くないよ?嫌がるのをムリにしたら嫌われちゃう…」


「俺…強引過ぎたか?」


頭を掻きながらコーラを飲む


「かなり強引です!たまにはイイんだけど、やっぱり優しい言葉や仕草とか、そういうのも必要ですね。女の子がキュンってなるようなヤツですよ?」


「愛羅って、恋愛スペシャリストみてえだな」


感心したように頷く先輩


「そんなんじゃありません!ただの実体験ですから」


「気がついたら、東條に惹かれてたってワケか…」





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