彼と私の言えない秘密
映画も終わり、私達は夜ご飯を済ませて帰ることにした


和真のチャリの後ろに乗り、家の方角へと進む


家が近くなり、私達はチャリから下りて歩くことにした


少しでも、長く一緒にいたいから


「愛羅…生徒会長のこと、先輩って呼んでたよな」


「う、うん…」


チャリを押す和真は少し寂しそう


「生徒会長がお前に相談するって…それほど親しくねえよな?」


「うん…」


なんとなく疑ってる気配が漂う


「相談って何?」





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