彼と私の言えない秘密

あの人の正体

朝、俺が教室に入るとある人物が声をかけてきた


「オッ〜ス」


「おう!」


白川雄輔(シラカワユウスケ)同じクラス
背は俺より低く、髪の毛は茶髪で無造作に整えられている


クラスのムードメーカー的存在


「あのさ〜お前の妹、可愛いよな〜友達ってことで紹介しろよ」


コイツに愛羅を紹介?


マジありえねぇ


「愛羅に手ぇ出したら絶対に許さねぇから」


「何でだよ!いつもお前と一緒じゃ可哀想だろ?」


俺が椅子に座ると白川も俺の前の椅子に座ってきた


「あいつ、好きな男いるらしいぞ」





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