彼と私の言えない秘密
「何ですか?」
俺は長谷川をチラリと見た
俺と愛羅の秘密は先輩は知ってるが、コイツは…知らないよな?
「和真、コイツ俺の従弟なんだ」
先輩は長谷川を親指で指差して俺に教えた
「だから何ですか?」
「コイツは俺の好きな女の事も、愛羅を利用しようとしたことも知ってる」
先輩は表情を変えずに話し続けた
「いつも俺を応援してくれていたんだ…愛羅の事にだけは反対したが、俺は強制的にコイツに指示を出した」
隣で黙っている長谷川が口を開ける
「竜一兄、俺のことはいいから…」
俺は長谷川をチラリと見た
俺と愛羅の秘密は先輩は知ってるが、コイツは…知らないよな?
「和真、コイツ俺の従弟なんだ」
先輩は長谷川を親指で指差して俺に教えた
「だから何ですか?」
「コイツは俺の好きな女の事も、愛羅を利用しようとしたことも知ってる」
先輩は表情を変えずに話し続けた
「いつも俺を応援してくれていたんだ…愛羅の事にだけは反対したが、俺は強制的にコイツに指示を出した」
隣で黙っている長谷川が口を開ける
「竜一兄、俺のことはいいから…」