彼と私の言えない秘密
まだ残っていた雅也


「なんだ?」


まだ少しビクビクしている


「俺は…その…お前と愛羅ちゃんの味方だからさ…何かあったら…言ってくれよな」


「サンキュー!じゃ、早速だけど、白川のバカが愛羅に手を出さないように頼むわ(笑)」


冗談交じりにそう言う俺



「お、おう!俺に任せろ!(笑)」


先輩を通じて俺は力強い味方兼、未来の親友を手に入れた


始めはこうなるなんて思ってもみなかった


あの日、愛羅を探して必死だった俺は、雅也をおもいっきり殴ったのに…


それにしても、今の俺は、自分でも驚く程のイイ男だよな





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