彼と私の言えない秘密
1度手にした幸せだもん


もう絶対に手離したくないんだ


「竜一は昔から自分の気持ち、言ってくれてたのに…私…素直じゃなくてごめん…」


竜一は隣で静かに私の気持ちを聞いてくれている


「この前、見ちゃったんだけど…竜一が背の低い子とデートしてるとこ」


私がデパートで買い物をしてて、遠くに竜一を見つけたから、声をかけようとしたの


出来なかった


竜一の向こう側に女の子がいたんだ


「あ〜愛羅か?」





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