彼と私の言えない秘密
不意に和真が振り向いた


「何にする?」


「え?何がいい?」


私は春奈の顔を見た


「わ、私は何でも…」


春奈は雅也くんを見る


「お、俺も皆に合わせる」


雅也くんは和真をみて、皆、和真の言葉待ち


和真は指を折りながら言った


「ココにあるのは、スパゲッティ、ラーメン、ハンバーグ、ステーキ、寿司、うどん、お好み焼き、焼肉、天ぷら、創作料理、後はファーストフード」


「春奈、こんなにあると悩んじゃうね」


「うん」


すると和真が私を指差した


「1人ずつ、好きなの言って、はい、愛羅」






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