彼と私の言えない秘密
私は振り向いてその人を見た


あ、この人確か…


「やっぱり愛羅ちゃんだ!」


「えっと…」


隣にいる春奈は、まごついている私を待っている


「あ、俺、この前会ったよね!白川、白川雄輔!」


「あ、はぁ…」


そういえば和真に雅也くんを紹介された時にいたっけ…


でも、凄く邪魔っぽくあしらってたよ?


私は和真を探した


和真は雅也くんと並んでいて、私に気付かない


和真ぁ〜


「ね、君、愛羅ちゃん、借りてイイかな?」


「え?困ります!」


ありがとう春奈ぁ〜





< 405 / 536 >

この作品をシェア

pagetop