彼と私の言えない秘密
愛羅と斉藤がドコかに行き、俺等は自販機の前にあるベンチに座り、ジュースを飲んだ


フゥ…


深く息を吐いた雅也に話しかけた


「どうだった?」


「斉藤さん?」


「ああ…アイツは俺と愛羅の秘密も知ってるし、愛羅は何故か信用してるみたいなんだ」


「あぁ…秘密って、竜一兄が聞いた時に、愛羅ちゃん、斉藤さんに話してたんだな」


1人で納得したように頷く雅也


「イイ子だと思うぞ、俺、小学校から一緒だけど、わりと頼りになるし」


俺のファンクラブのリーダーだったことは、言わないでおこう





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