彼と私の言えない秘密
「俺さ〜背が高くねぇから、斉藤さんとあまり変わんねぇんだ…だから斉藤さん、俺なんかイヤだっただろうな」


ブツブツ言う雅也の背中を叩いた俺は、ジュースを一気に飲み干した


「よし!今から斉藤に告れ」


「ハァ?和真?」


「ホラ、早く飲め!」


俺は雅也がジュースを飲んでいる間に愛羅に電話をかけた


今いる場所を聞き、今から行くと伝えて電話を切る


なんとなく嬉しそうな声だったので、斉藤も雅也が気に入ったんだろうと、直感した





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