彼と私の言えない秘密
しばらくして、人混みを見ていると、和真と雅也くんがやって来るのが見えた
春奈は知らないから、全く気付かないまま
「私、片付けてくるね」
私は紙コップとクレープの包み紙を近くのダストボックスに捨てた
「ありがと」
「じゃ、春奈行こ!」
私はゆっくり歩いてくる和真達の方へ、素知らぬ顔して春奈を促した
「愛羅、ドコ行く?」
「そうね〜」
二人で話しながら歩いていると、もちろん和真と雅也くんとバッタリ
「愛羅!」
「和真?まだいたの?」
私は和真に、話を合わせる視線を送って目をパチパチ
春奈は知らないから、全く気付かないまま
「私、片付けてくるね」
私は紙コップとクレープの包み紙を近くのダストボックスに捨てた
「ありがと」
「じゃ、春奈行こ!」
私はゆっくり歩いてくる和真達の方へ、素知らぬ顔して春奈を促した
「愛羅、ドコ行く?」
「そうね〜」
二人で話しながら歩いていると、もちろん和真と雅也くんとバッタリ
「愛羅!」
「和真?まだいたの?」
私は和真に、話を合わせる視線を送って目をパチパチ