彼と私の言えない秘密
「おはようございます」


「あ、先輩…おはようございます」


俺は先輩に挨拶をしたが、先輩の顔は白川を見ている


その目は鋭く、獲物を見つけた獣のようだった


「生徒会長…お、おはようございます」


「和真と何かありましたか?生徒会長として、全生徒を指導しなければなりません。同じ部活の部長としても、不手際があれば、私が責任を取りますが…」


「い、いえ…そういうワケじゃ…ないので…」


俺は白川の態度を見て、生徒会長の凄さを実感した





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