彼と私の言えない秘密
第10章

知ってるよ…

流海もあの白川と付き合い始めたおかげで?和真を狙わなくなったし、私もしつこい白川から逃れることが出来て、最近は平穏な高校生活を送っている


「おはよっ。愛羅ぁ!聞いてよ、雄輔ったらね〜」


周りに誰がいようとお構い無しで、ノロケ話を聞かされる


そうこうすると、後ろから白川がやって来て流海は白川と二人で、学校へ向かう


これが毎朝のお決まりパターン


でも、今朝は違っていた


珍しく、和真がテニスの朝練だということで、私はバスで通学


やっぱり私の隣には、和真がいないとダメだよ…





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