彼と私の言えない秘密
「な、東條?妹に彼氏出来たって、お前に文句言う権利なんかねぇよな?兄貴なんだから!」
俺は拳を力強く握った
兄貴なんかじゃねぇよ!
俺は、今こそこの言葉を言いたいと思ったことはなかった
そう言って、愛羅を乗せて、チャリでシャーッとこの場から、立ち去りたかった
「和真?大丈夫?」
愛羅が俺を見る目に、つい、理性が抑えきれなくなりそうだった
秘密なんかどうだっていい!
俺は、もう少し時間が経ってしまっていたら、愛羅を抱き締めていただろう
そんな揺れ動く気持ちの中、またしても、俺は助けられた
俺は拳を力強く握った
兄貴なんかじゃねぇよ!
俺は、今こそこの言葉を言いたいと思ったことはなかった
そう言って、愛羅を乗せて、チャリでシャーッとこの場から、立ち去りたかった
「和真?大丈夫?」
愛羅が俺を見る目に、つい、理性が抑えきれなくなりそうだった
秘密なんかどうだっていい!
俺は、もう少し時間が経ってしまっていたら、愛羅を抱き締めていただろう
そんな揺れ動く気持ちの中、またしても、俺は助けられた