彼と私の言えない秘密
「愛羅ちゃんに、俺の友達を会わせるんだよ!いつまでもこのイケメンで優しい和真お兄様に依存させるワケにはいかねぇからな!(笑)」


こう言われてキレた俺…


口より先に手が白川の胸ぐらを掴んでいた


「テメェ〜!」


「ホラホラ…お兄様。暴力反対!愛羅ちゃんがビックリしてるよ?」


胸ぐらを掴まれたまま、両手を少し上げた白川


俺は横目でチラッと愛羅を見た


愛羅は目をウルウルさせて、両手を胸のところで握っている


「クソッ…」


仕方なく掴んだ手を放す


「お〜コワッ!愛羅ちゃん、俺の友達、優しいから、色んなことを丁寧に教えてくれると思うよ」





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