彼と私の言えない秘密
もう俺の中では愛羅との関係に限界が来ていた


身体中が震え、息が荒くなる


その時、後ろから暖かいモノに包まれた


背中が暖かくて、一気に太陽に照らされたようだ


「和真…」


俺の背中にしがみついた愛羅


俺は振り返り、愛羅の頭をポンポンした


「さ、帰るか…」


「う、うん!」


俺は白川と高野がどんな表情をしていたのか知らない


別にいいさ…


禁断の恋をしていると笑われても


オカシク思われても…


愛羅さえ、俺の隣にいてくれたら





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