彼と私の言えない秘密
和真が私の手をそっと握る


「でも…そんなことムリだよ…」


「ムリじゃねぇよ」


そう言うが早いか和真は私を引き寄せてキスをした


軽く触れた優しいキス


「愛羅とのキス…マジ久しぶりだな(笑)」


「だね(笑)」


スッゴク嬉しくて、スッゴク恥ずかしい


「俺達、今を乗り越えたらまた強い絆が出来ると思うんだ…神が与えた試練ってヤツ?だからまた明日から、頑張って学校行こうな」


和真が頭をポンポンしてくれる


「うん…」


「じゃ、帰るか…門限あるし」





< 485 / 536 >

この作品をシェア

pagetop