彼と私の言えない秘密
振り向くと、あまり印象にない男子が顔を赤くしながら私を見ている
「あ…はい…」
私はそれが、ラブエリアへの誘いと気付かなかった
「あの…僕…ラブエリアへ…」
「あ、ラブエリアですか?あの風船がたくさんあるところですよ!今から行くんですか?頑張ってくださいね。じゃ…」
何?あの人…ラブエリアなんてすぐにわかるじゃん…いちいち聞いて来ないでよ!
私は人混みを分けて教室に戻ろうとした
「あ、待って…」
「え?」
私はさっきの男子に手首を掴まれた
「坂本さん…僕と一緒にラブエリアへ…行ってもらえませんか?」
「あ…はい…」
私はそれが、ラブエリアへの誘いと気付かなかった
「あの…僕…ラブエリアへ…」
「あ、ラブエリアですか?あの風船がたくさんあるところですよ!今から行くんですか?頑張ってくださいね。じゃ…」
何?あの人…ラブエリアなんてすぐにわかるじゃん…いちいち聞いて来ないでよ!
私は人混みを分けて教室に戻ろうとした
「あ、待って…」
「え?」
私はさっきの男子に手首を掴まれた
「坂本さん…僕と一緒にラブエリアへ…行ってもらえませんか?」