彼と私の言えない秘密

和真には内緒だけど、キスもしちゃったんだよね…


キャーッ！思い出して照れちゃうよ〜


私は赤くなったであろう頬を両手で隠した


｢お前、何やってんだ？｣


和真に話しかけられて余計真っ赤になる


｢べ、別に〜｣


｢茹でダコみてぇ…まさか先輩見て照れてんの？｣


｢ん〜やっぱりカッコイイよね〜｣


私は両手を頬につけたまま、ほわぁ〜んとした顔で先輩を見ていた


｢お前は俺だけ見とけ！バカ｣


和真が頭を軽くポカッと叩いた


｢違う、違う！皆の憧れの先輩と仲良くなれて、ちょっと優越感！｣


｢バカじゃん…お前、モテモテの俺の彼女なんだからな！｣