彼と私の言えない秘密
舞台の下で春奈が待っていてくれた


「愛羅!良かったね!」


「うん…ありが…とう…」


私と春奈は抱き合って喜んだ


「お〜い!春奈〜ラブエリア行くぞ!あっ!和真は愛羅ちゃん頼む」


雅也くんにそう言われて、春奈は私から離れる


「じゃ、和真くんと仲良くね」


春奈は雅也くんと手を繋いでラブエリアへと向かった


「和真、愛羅!」


先輩達がやって来た


「せ、せんぱ〜い…」


私は思わず先輩に抱き付いた


「おい!愛羅、お前が抱き付くのは俺じゃなくて和真だろ!(笑)」


先輩は私の頭を軽く叩き、体を和真の方に向けて私の背中を押した


「キャァッ…」





< 524 / 536 >

この作品をシェア

pagetop