彼と私の言えない秘密
第2章

誰?

帰る用意を済ませると、もちろん流海がやって来る


「愛羅!帰ろう〜」


「あ、うん…でも…」


今日は和真と約束したの、流海、知ってるでしょ?


「あ!途中まででいいから!東條くんと帰るんでしょ?仲間に入れてよ〜」


少し甘えた口調の流海


「校門辺りまでだよ?和真…また囲まれてると思うから」


毎日のことだろうし、慣れなきゃ


「でね…ついでに私のこと、紹介してくれない?一番の親友って…」






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