彼と私の言えない秘密
「ダメ!門限あるもん!」


「ハイハイ…」


「でも、コレならいいよ(笑)」


私はチャリに乗るフリをしながら和真の唇にそっと唇を重ねた


「まだ充電…1/3くらい…(笑)」


「家までもつ?(笑)」


「ん〜?帰りにもう1回して!」


私は和真の背中に頬をつけて、ドキドキしながら和真の心臓の音を聞いていた


ココは私だけの指定席


和真の背中にこうしてイイのは私だけ


キュッ


私は和真のお腹に回した手に力を入れて、そっと耳をつけた


和真の鼓動を聞きながら心の中で繰り返した言葉




『和真…大好き』





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