彼と私の言えない秘密
「君のお兄さんは、さっき帰って行ったんだよ(笑)」


そう言いながら、私に近付いて来た


「わ、私、帰ります!」


私は急いで今来た道をUターンした


ガシッ


「キャァ…」


左手を掴まれた私


「俺、君に話があるんだよね…」


そう言って私の手首に力を入れる


「イタッ…放してください」


和真ぁ〜怖いよぉ〜


どうして電話してくんないの?


この人達、ヤバイって…


そしてこの後、私は信じられない言葉を耳にした






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