彼と私の言えない秘密
今の俺の頭の中には、愛羅しかいなかった


ったく!何やってんだよ!愛羅は


俺意外の男について行くなよ!


校門の前を通りすぎ、左に曲がって高い塀に沿ってチャリを漕ぐ


そしてまた左に曲がると裏門だ


「愛羅!」


俺は叫びながらチャリを乗り捨て裏門から中に入った


すぐに目に入ったモノ


「長谷川〜テメェ!」


俺は気がつくと、長谷川の胸ぐらを掴んでいた


「あ、東條…帰ったんじゃなかったのか?」


しらばっくれる長谷川にムカついた


「おい!愛羅はドコだ!」





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