彼と私の言えない秘密
俺はしばらく下を向いていた


どのくらい待ったのだろう…出てきた女子から声をかけられた


「あれ?和…あっと…東條?」


俺はそいつの顔を見た


「なんだ…お前か…」


「あれ?愛羅は?一緒じゃないの?」


不思議そうな斉藤…


俺は斉藤の両肩を咄嗟に掴んだ


「お前に頼みがあるんだ」


俺は斉藤に助けを求めた


「な、何なの?」


始めは驚いていたが、愛羅がいなくなった経緯を話して、女子校内を探してもらった


俺はその間も、愛羅の携帯に電話をし続けた


結果は同じ…電源OFF





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