アライブ
『さんざん政府には俺たちの命をおもちゃにされたんだ…今更政府側の奴らに同情の予知はないな…』
上山翔はそう言って、何度も頷いた。
『そうね、これはもはや理想郷を作るための戦争よ。理想郷を作るそのために必要な命が散っただけだわ』
水無月あおいもそう言って、何度も頷いた。
『これは奴らが…政府側が決めた死滅島でのサバイバルと一緒や。希来夢と政府との争いかも知れへんけど、奴らは俺らを抹殺にきてる。だから俺らは自分らが生きるために奴らを殺すまでやで。希来夢と政府の争いはともかく、修二も自分が生きるためには抹殺にきてる政府を殺らんと待つのは“死”のみやで』
四季神時也はそう言って、修二に拳銃を手渡した。