アライブ
ズキューン!!
そんな時、修二たちの耳に銃声が聞こえた。
『銃声!?』
修二は銃声に反応した。
『まさか…』
橘玲子は嫌な予感がした。
ズキューン!!
また銃声が鳴り響いた。
『あっちだ!!』
修二は銃声の聞こえた方に足を急がせた。
『いた!!』
修二が駆け付けた先で相沢誠也を見つけた。
修二の目線の先には、木の幹に手をつき息を切らす相沢誠也と、その相沢誠也に拳銃を向ける犯罪者たち3名がいた。
『お前を殺せば、俺達は自由なんだ!!』
犯罪者の一人が拳銃を片手に叫んだ。