アライブ
〆存在しない存在
その頃、武器庫では…
『地雷のおかげでFEEDたちは撤退したみたいだったぞ』
外の様子を伺っていた上山翔が、そう言いながら中へと入ってきた。
『体勢を立て直して、また攻めてくる気かな?』
水無月あおいはそう言って考え込んだ。
『さてと、じゃあそろそろ希来夢再起動計画の本題でも説明しようか…みんな集まってくれや』
四季神時也はそう言って、全員を集めた。
『その前に、時也。本当にこの小娘を希来夢のリーダーにする気か?』
上山翔は杏菜を見ながらそう言った。
『そやけど、何か問題あるか?』
四季神時也は不思議そうな顔で上山翔を見た。