アライブ


『あたしは…あたしは霧雨杏菜!!霧雨修二の妹。希来夢のリーダー、霧雨幻十郎の血はあたしの中にも流れているわ』


杏菜は突然カミングアウトをした。


『あ、杏菜!?』


四季神時也は杏菜の突然のカミングアウトに戸惑いを見せた。


『な、なにー!!そんなバカな…我々の調査では霧雨修二に妹はいないハズ…』


警察官は驚きをあらわにした。


『あたしはこの世に存在していない存在だから…だからどんなに調べてもあたしの素性なんてわからないわ。だけど、あたしは紛れもなく霧雨幻十郎の血を引く、現希来夢のリーダー霧雨杏菜よ』


杏菜は警察官たちに強く訴えた。



< 323 / 470 >

この作品をシェア

pagetop