アライブ


修二は手榴弾を地下へと続く穴の入口に向かって投げつけた。


手榴弾は爆発し、地下へと続く穴の入口が崩れ瓦礫で埋まった。


『な、何…?』


四季神時也は修二の行動に目を丸くした。


そして修二は洞窟内の今現在、自らがいる広場の2つの入口にも手榴弾をぶつけて瓦礫で埋もれさせた。


『あとは…』


修二は煙突型の天井を見上げた。


そして、唾を飲み込んだ。


『だぁー!!』


修二は煙突型の天井にも手榴弾をぶつけた。


すると、手榴弾が爆発し天井が崩れ落ちた。


ガガガ、ガガーン!!


地響きと大きな音が鳴り響いた。



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