アライブ


『だから…生きて帰るから…こんなとこでお前なんかに殺されてたまるか!!』


修二は大声で叫ぶと同時に、近くにあったお酒の瓶を青い目をした男に向かって投げつけた。


投げつけられたお酒の瓶は、回転しながら青い目をした男の頭に当たり割れた。


頭に当たった青い目をした男はひるんだ。


『今だ!!』


修二は青い目をした男におもいっきり体当たりをした。


青い目をした男は俯せに倒れ込み、拳銃を床に落とした。


修二は俯せに倒れ込んだ青い目をした男の体の上に乗り、小さなナイフを右手に握りしめた。


『このまま俺たちに手を出さないと約束しろ』


修二は青い目をした男の頭にナイフを突き付けながら告げた。



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