アライブ


『じ、地雷?』


亮は目を丸くして驚いた。


『まあ、見ときや』


深く帽子を被った男は、足元にある手の平よりも大きい石ころを手にとった。


そして、その手の平よりも大きい石ころを建物の周りの地面に投げた。


転がった石ころに反応し、地雷が爆発した。


『な、爆発した…』


修二は驚いた。


『本当に地雷が…』


亮は驚きながら深く帽子を被った男を見た。


『ほら、言わんこっちゃないやろ』


深く帽子を被った男は誇らしげだった。


『何で地雷があるって?』


修二は疑問に思ったことを深く帽子を被った男に尋ねた。



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