アライブ


『諦めないさ。この島から生きて帰るんだから』


亮は力強く告げた。


『気に入った。一人でも味方が多いほうがいいやろ?力を貸すわ。俺の名前は四季神時也(シキガミトキヤ)って言うんやわ、よろしくな』


深く帽子を被った男はそう言って笑顔を見せた。


『霧雨修二です。地雷から助けて貰った事感謝してます。一緒に生きて島を出ましょう』


修二もそう言って笑顔を見せた。


『葉山亮だ。とりあえず手を組もう』


葉山亮も自己紹介をした。


『でも、地雷があるのにどうやってあの建物に近づくの?』


修二は疑問を口にした。



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