PURE~君想う空~
「亜紀ちゃん、おでこ出して?」
今年、小児科の看護士になった元田さん。
少しだけ身を乗り出して、前髪を上げた。
「ん……。温いよ?はい、体温計。」
「有難うございます。」
脇に、元田さんの貸してくれた体温計を挟んだ。
「さすが、看護士さん。準備いいよね」
高田先生が、元田さんをからかう様に言った。
「たんに、返しそびれただけなんです!」
少しだけ膨れっ面になる元田さんが、ミョーに可愛い。
今年、小児科の看護士になった元田さん。
少しだけ身を乗り出して、前髪を上げた。
「ん……。温いよ?はい、体温計。」
「有難うございます。」
脇に、元田さんの貸してくれた体温計を挟んだ。
「さすが、看護士さん。準備いいよね」
高田先生が、元田さんをからかう様に言った。
「たんに、返しそびれただけなんです!」
少しだけ膨れっ面になる元田さんが、ミョーに可愛い。