PURE~君想う空~
「はい。直人君。」

「有難う、おばちゃん。」


母の差し出したジュースを受け取り、
美味しそうに飲む。


母は、まだ少し足を引きずっているけど、日常生活を送るには不自由は無くなった。


「亜紀、後でスーパーまで積んで行ってくれない?
買い忘れた物有るんだけど。」


「いいよ。ご飯食べたら、直人もスーパー行こうね。」


「行くぅ。俺、アイス食べたい。」


「いいわよ。おばちゃんが買ってあげるね。」


「やったぁ。」



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