王子に姫の恋情を…





『彼方君?…彼方君なら先生に呼ばれて職員室に「何この騒ぎ」




てか何で俺が呼ばれて職員室に行った事この女知ってんだよ


…あ、放送があったっけ






その輪の中心に行くと



…知らない子が2人





他よりちっこいし
制服どこのかしらねえけど違うし


明らかにこいつら注目浴びまくってんじゃん



てかここで俺の名前出したら

余計帰りにくいじゃねえか






『『あ、彼方兄ちゃん!』』




くるっと俺の方に振り向いたしらねえ奴






「…誰?」





うっとおしい


それもかなり



てかこいつら本気で誰?







『『ええー!?』』



口をそろえて講義する2人


双子…か?




いや…だけど俺の知ってる双子は…






< 51 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop