【続】不倫の結末… ～今でもやっぱり彼が好き・・・ その後の二人の行方は～

本当は私も一緒に住みたい
後どれくらい生きられるか判らない人生だから・・・
好きな人と一緒に居たい

「憲吾・・私も本当は一緒に住みたい
ずーっと一緒に居たい」

「ハル！やっと本音を言ったね？
その言葉をずっと待ってた」

「私ね？憲吾と再会してまたこうやって会えるようになってそれでいいと思ってた
でも・・・やっぱり一緒に居たい　顔を見ながら一緒にご飯食べたり遊びに行ったりしたい　でもそれは無理だと思ってたから」

「ハル！何にも無理な事はないよ　ハルがこっちに来るのは無理だったら俺がハルの側に行くよ」

「憲吾・・・」

「そうじゃないとせっかく寄り戻した意味ないじゃんか？そうだろ？」

「私は絶対無理って思ってたし・・・」

「多分ハルは家を空けるわけにはいかないと思う　ましてこっちにおいでって言う訳にもいかない　そしたら身軽な俺がハルの側に行くよ」

「憲吾・・ありがとう」

「俺はもう子供達にも話したし　子供達はもう自立してるから好きにしていいって言ってくれた　だから何ももう迷う事はない
ハル側にいてよ？」

そう言われて・・嬉しくて嬉しくて

「ハル　もう俺の転勤は決まったからアパーと探すよ
一緒にハルの家って訳にもいかないから・・」