高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
名前は、ポチ・・・・・



ポチは賢くて
私の兄のような存在だった。


私が14歳の春をむかえた次の日
老衰でポチは静かに旅立った。


家族みんなが
しばらく立ち直れなく
私は激しく傷ついた。



ずっとふさぎこむ私を
なんとか笑わせようと必死の
けんちゃんが言った。


「ぼくが、ポチの代わりになるから。」



「けんちゃん」と私が呼ぶと

「ポチ!!」と言い張った。
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