高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「どうしよ・・・
たしかここに入れたのに・・・・」


「原田・・・・」


「すみません!!」


「会議室に行って来い!!
早く!!」


私はダッシュで会議室に飛び込む。



頭が真っ白だった。



「あれ?」


会議室のデスクにきれいに
並んである。


後から入ってきた村田を見上げる。



「今日はサービスな。」



村田が優しく笑ったから
プチ感動した。



「おまえさ、出勤ギリギリすぎだぞ。
せめて10分前に入るだろ。
常識だぞ、いつまでも
学生じゃないんだぞ。」


「はい。
気をつけます。」


私は心臓の鼓動が速くなるのを
感じた。
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