高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
まさか犬の名前を呼ぶのも
と思っていたが


「言い出したら
聞かないから、ポチって
呼んであげて。」


あきれたポチの両親からの
お願いで、

けんちゃんに、私だけが
ポチと呼ぶことを許された。



ポチはいつも
私の後を追っては
癒してくれるようになった。
まるで可愛い犬を飼ってるように……



クンクン・・・・



「何?」


「くみちゃんの匂い・・・」

7歳にしてさらに
セクシー度の増すポチに
ドキっとしては首を振る。


「違う…違う…」と・・・・・
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